☆雨もまた楽し(ブライトンハウス-窓-)
週末は車検を切らしてしまった車の回送のために急遽大泉行き。
お天気はあいにくの雨模様。
でも、新緑のこの時期の雨は特別の雨。心踊る。
16年前から計画し、12年前に完成したブライトンハウス。プランニングに際してもっとも意を払ったのは窓。
風景を切り取るための窓と壁の余白のコントラスト。光と影のある空間。そして、外から見て窓がそろっていることも大事なポイントだった。
窓越しに見る小雨に濡れた新緑は、まるで新しい絵が届いたみたいでとても新鮮。
ピクチャーウインドウと本物の絵が交錯するバスルーム。絵が黴びることは12年の間一度もなかった。
炉台を挟んでシンメントリーに配したスリット状の窓。
平面計画、窓の大きさ、位置、種類、メーカーに至るまで全て自分でプランしたが、立体プランは建築・監理を依頼したヘムロックヒルデザインの中村大補氏(現在はクレア建築事務所に所属)に一任。緩傾斜に沿って、スキップフロアーとし、ハイサイドウインドウから採光するプランは正解だった。ハイサイドウインドウ越しに見る梢も楽しい。
いわゆる掃きだし窓や引き戸は一切ない。一番上下長のあるこのすべり出し窓も床面とは数十センチの余白をとっている。
宮ノ下の富士屋ホテルの旧館の部屋からヒントを得てドアの上に設けた風通し用の回転窓。廊下から部屋の中の窓越しに外の緑が目に飛ぶ込むのは嬉しい誤算だった。
ダブルハング窓は特にカーテンに気を使った。ファブリックスは何年もかけてインテリアショップから格安で買い集めていた端切れを利用。レースのカーテンは家庭画報の置き土産。
ミニサイズの薪ストーブと限りなく近接させたテレビルームのダブルハング窓。
コレクションラック越しにのぞくテレビルームのダブルハング窓。
☆家を建てるということは一生のうちでの大きなイベント。ブライトンハウスは、何年もの月日を費やしてほのかな夢を現実に昇華させた建物。今みたいにインターネットで情報をいながらにして得ることのできる時代ではなかったので、情報の収集ともの探しさがしにあけくれる日々でした。毎夜、買い集めた本をめくり、時間があれば住宅関係の代理店やショールームを訪、大泉ではたくさんのよそのお家を見せていただき、旅行に行けば持参したメジャーでホテルの部屋や備品の寸法を測りまくり、目についたものは全てメモをとったことなど、思い出がいっぱい詰まっています。今回、この記事を書いたのは12年前のこのイベントの記録を止めておきたくなったことと、これから家を建てようと考えている人への何らかの参考になればと考えたからです。この記事はテーマ別にこれらも書き下ろしていきますが、最終的には写真を完全なものに撮りなおしてホームページに移す予定です。
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コメント
こんなに素敵なお家があったら
毎週行っちゃいますね。
うちは有事の際の避難場所のつもりで
買った土地に回りの人の勢いで
建ててしまった家なのでただの家です。
「つまんな~い」
投稿 わさび | 2008年5月12日 (月) 10時11分
わさび様>
おかげで、未だに東京に自前のマンションや家を持てません(世田谷の家-狭いです-は父が存命中に折半で建てたもので、引き継いだローンがあと10年ほど残ってるんだけど、母名義になっており自分の家であって自分の家じゃないみたいで・・・)
ここは、仕事上のお客様に泊まってもらうことを前提に建てたこともあり、とにかく家具でも食器でも、AVでも東京よりいいものを置くようにしています。
一旦家を建ててしまうと、インテリアに回すお金を出すのがしんどくなるのと、いいものやお買い得のものは建てて数カ月ぐらいではそうそう見つかることはないということがわかっていたんで、家具や家具や絨毯、それに絵、はたまた照明器具や厨房機器は家を建てる数年前からバーゲンなどを利用したり、海外で買ったり、海外通販を利用したりして買いに買いまくりました。ちょうどバブルがはじけたり、円も強かったんで昔じゃ手が出なかったものが格安で買えたんですが、それにお金が流れてしまって頭金がなかなかできなく家が建ちませんでした。
ちなみに、これらは自宅や事務所、家内の実家、はたまた貸し倉庫などに分散して置いてあったんですが、これらに圧迫された窮屈な生活を長らくしていました。
不思議なもので、物の霊というのでしょうか、こういった物たちが「おれ達にふさわしい家にしろ」とっているみたいでこんな家になっちゃんたです。ちなみに、室内の寸法は買い集めた家具を前提に設定しています。
ただ、都市部の家と違って、リゾート物件って、いざ売ろうと思っても二束三文なので、財テクの見地からは全く失格ですね。うちの夫婦は一回り違いの三碧木星ですが、この星の人って調子ずいて後先考えないことやったりするんです。
投稿 yoshi-pooh | 2008年5月12日 (月) 11時04分